なぜ今エイズが日本で激増しているのか知っていますか?
HIVに感染してもすぐにエイズを発症するわけではありません。
治療を受けないで自然に経過した場合、数年から十年間程度の無症状の長い潜伏期があります。
無症候性キャリアと呼ばれるこの期間は、以前と変わらない生活を送ることができます。
感染後1週間ほどで一部の人に「かぜ」症状が出るという情報があります。
これらの症状には、発熱、のどが痛い、咳が出る、体がだるい、節々(ふしぶし)が痛む、リンパ節が腫れる等があります。
ほとんどの感染者では症状は見つかりませんし、HIVに特徴的な症状もありません。
また、別のウイルスに感染した症状かもしれません。
これらの症状は自然に消えてしまいます。
それから何週間かたつと、抗体が検出できるようになります。
その後は症状のない状態が続きます。
日常かかる軽い病気になっても、免疫能が低下していないので、普通の人のように治ってしまうので、特別なことは起こりません。
この期間は人によって10年以上にわたります。
この状態の人たちが無症状キャリアです。
検査を受ければ、多くのキャリアは抗体陽性と判定されますが、検査を受ける理由がないことがほとんどです。
従って、国民を強制的に検査でもしない限り、キャリアの大部分は感染していることを自覚できないことになります。
HIVの大部分はこのようなキャリアから、次に人に感染します。
無症状のまま一生を終われる人は、つまりエイズにならないですむ人は、10~50%といわれています。
医療状態のよい先進国の方が、開発途上国に比べて、高い比率を示す傾向があります。
日本で将来どういうことになるのかは、だれにもわかりません。
HIVに感染した人が、これら23種類の日和見感染症に発病した場合、エイズ発症と言われています。
(最終的には医師の診断で、発症の有無が決まります)また、上記に書かれた日和見感染症以外にも悪性腫瘍や神経障害などが出る事があります。